「再生可能なエネルギーの普及」をテーマに製品開発を行う日本のスタートアップ「HALOS(ハロス)」は、2015年秋の完成に向けて、モバイルバッテリーの電力を使って温める電熱ウェア「Heated Jacket」の開発を進めています。この「Heated Jacket」、現在、朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A-port」での資金調達を展開中なのです。「Heated Jacket」は、一見、スポーティで動きやすそうなジャケットだ。両ポケットと背中に電熱線を搭載しており、スイッチをいれると発熱して身体を暖めることができます。バイクのライダー向けの電熱ウェアは車載バッテリーと接続して発熱させますが、HALOSの「Heated Jacket」は、スマートフォン向けのモバイルバッテリーを使って発熱させるのです。ジャケットの裏面を起毛させて内部の熱を逃しにくくしたり、身体の要所に電熱線を設置したりと、モバイルバッテリーの少ない電力でも効率よく温められるような工夫を行っているようです。利用する際は、ジャケットのケーブルとモバイルバッテリーを接続して、胸のスイッチをオンにします。温度調節は高・中・低(約50℃、40℃、30℃)の三段階をスイッチで切り替えることができます。付属の6000mAのモバイルバッテリーを使って低温度で使用した場合は、約5時間の稼働が可能。ジャケットを温めながら、同時にスマートフォンの充電を行うことも可能だということです。

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1 3月 2016

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