カメラ機能は、基本的にXperia XZsと共通です。メインカメラは約1,920万画素、レンズはF値2.0のGレンズで、いずれも新設計のもので、イメージセンサーとキャッシュメモリーを一体化した「Motion Eye」カメラシステムを採用します。「Motion Eye」カメラシステムは、データ転送速度が大幅に高速化されていて、960FPSの超高速動画撮影や、静止画撮影時の先読み撮影といった新機能を実現しています。目玉機能のひとつである超高速動画撮影は、動画撮影の際にスーパースロー専用モードに切り替えて、画面の中のボタンをタッチすることで、任意のタイミングで約0.2秒間960FPSの超高速撮影を行うというものです。撮影したデータは通常の30FPSの動画として再生され、動画の中に約6秒間のスーパースロー動画が差し込まれることになります。なお、超高速動画撮影は、数秒の間隔をあければ繰り返し行うことができるので、特に動き回る被写体をすばやくとらえるのに有利です。ただし、フォーカスとズームが固定になるので、小さな被写体を接写するような使い方には向いていません。もちろんビジネス向けとしては十分すぎる性能です。また、メインカメラには、的確な色情報を読み取れるRGBC-IRセンサーや、高速なオートフォーカスを実現するレーザーAFセンサーも搭載されていて、同じシーンを、メインカメラとサブカメラで撮り比べてみたのですが、メインカメラの色の再現性はやはり高いのです。

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28 8月 2017

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