“子どものほとんどは、年齢にして小学生くらいになると子ども用のスマートフォンを親からあたえてもらうことが多く、近年では、テレビやネットなどのニュースで特集されることが増えてきました。
また、子どものほとんどが子ども用のスマートフォンをもった場合、それにともなって「トラブルが起きやすくなる」といわれているのですが、親子で子ども用のスマートフォンをどのようにして使うのかを定めている家庭の場合、子ども用のスマートフォンをあたえてからもトラブルはほとんど起きないデータが存在します。
なぜ子ども用のスマートフォンをあたえているのに問題が起きないのか・・・というと、「子ども用のスマートフォンを利用する際の注意点を正しく守っていれば問題は起きないから」といわれています。
具体的には、「スマートフォンを利用する時間帯を決める、動画視聴やアプリの利用には制限を設ける、ソフトやアプリのダウンロードは無断で行わない、課金する場合はあらかじめ課金額を決めておく」などのルールを守っていると、親子で安心して子ども用のスマートフォンを利用できるようになるのです。
スマートフォンを利用する時間帯についてですが、オススメの時間帯は「夕方のみ」とされています。スマートフォンを利用する場合でもゲームやテレビを楽しむ場合にもいえるのですが、人工的な光を長時間見るのは人体によくありません。今では、こちらに気を利かせてメーカーのほうで「有害なブルーライトカット」が意識されている子ども用のスマートフォン、テレビ、タブレットなどが当然のように売られています。
ブルーライトカットがしっかりとほどこされていないスマートフォン、テレビを利用してしまうと「不眠症になるリスクがあり、子どもの場合は勉強意欲の低下につながる」こともあるのでよくありません。
動画視聴、アプリの利用についても制限を設ける・・・と案内しましたが、これらのコンテンツには「中毒性がある」といわれているので、制限なしでは長時間で利用してしまう可能性があり危険です。子どもの場合は、大人にダメといわれるまで遊び続けることもあり、こちらによって学業や部活に支障が出るケースは少なくありません。
そして、子ども用のスマートフォンは「親がいる前で使用する、アプリを無断でダウンロードしない、課金する時はお小遣いの範囲(もしくは課金しない)、SNSの利用は基本的にさせない」のも、子ども用のスマートフォンをもたせる場合の注意点です。
親がいる前であれば危ないサイトを閲覧してしまったり、もしくは、詳細不明なアプリをダウンロードしてしまうリスクが大きく下がります。今では、SNSを間接的に利用して危険なサイトに誘導するユーザーもいるので、特にSNSはネットリテラシーについて学ぶまで利用させないほうがよいでしょう。
子どもの場合、SNSを利用していて仲良くなった人とよく交流することもあるのですが、こちらについてもよいことばかり・・・ではありません。個人名や家族構成、住所などが特定される写真などをツイートしてしまうこともありますし、ネットで一度拡散された情報というのは専門業者でも完全に消すことができないといわれています。
また、子どもはソーシャルゲームのようなアプリで課金する時も「加減を知らない」ことが多いです。どうしてもソーシャルゲームのようなアプリを遊ばせてあげたい場合は、課金については携帯電話のワンクリックで支払えるものをさけて、無料で遊べるか、もしくは親のほうで承認しないと課金できないタイプのソーシャルゲームのみ許可するようにしましょう。”

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27 8月 2023

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